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2007
05.07

アカシアの道

Category: 映画のこと

なんちゃって介護歴14年の私。
息子たち(当時、2歳と0歳)の育児と平行しての介護がはじまったばかりの頃、数少ない介護体験記の中から、「育児が先に小さな明かりの見えるトンネルだとしたら、介護は先の見えない洞窟を進む道」と書かれた本を読んで感じた恐怖を今も忘れられない。
一時介護と関連するものは目にしたくない時期もあったのだけれど、連休の最後の日、深夜にふとみてしまった映画が、この「アカシアの道」

編集者として働く主人公は30歳。
長年の確執から疎遠になっていた母がアルツハイマーを患っていることを知り、久しぶりに実家に戻って始まった介護生活。
幼い頃、母子家庭であることから彼女に辛くあたり続けた元教師の母の介護生活は主人公に重くのしかかる。片時も息が抜けず、外出も仕事もままならず、救いを求めた恋人からも拒絶され、孤独感を深め追い詰められる主人公。
早朝の人気のない橋の上、母の首に手をかける…。
その時、主人公は偶然通りかかった青年に助けられる。
その青年も、虐待を受け続けた父親をおそった過去を持っていた。
「殺すつもりはなかった」
「死んでくれればいいのに…と思っただろう。」
親との確執をもった二人が、介護を通して心慰められ、新しい人生を歩みだす…。
そんなストーリー。

介護って「その人の人生を背負うもの…。」これは持論。
親との確執をもった関係での介護はつらいと思う。
「思い出」という原動力や、ふと疲れた時に癒してくれる笑顔を思い出せないから。舅、姑はどんなにつらくてもどこかで、夫の親だから仕方がないと気持ちに折り合いをつけることが出来るけれど、実父母というのはもろに自分の歴史と一緒に抱えなきゃいけないところがつらいだろうなぁ。

少なからず父との確執の中での介護はその時は決していい思い出ばかりではなかったし、変貌した親を受け入れる作業が一番辛かった。
遠いところへ行ってしまうとマイナスなことは思い出さず、マイナスが増えることもなく、楽しかったこと、してもらったことばかりを思い出すので、最近父はずいぶん得をしているとも思うが…。

猛烈元気な実母も最近、少しずつ衰えている。
最後まで双方が笑顔で過ごせるようなことは夢なのかしら。
実母とは憎しみ会うことなく最後を迎えたいなぁ。ふとそんなことを白んできた外を見ながら考えてみました。気の思い連休明けの朝の出来事です。

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2007
05.06

静かな生活

Category: 映画のこと

ゴールデンウィークといっても、ここ数年、息子たちはそれぞれ部活やボーイスカウトに忙しく、連休に家族旅行を楽しみにしていたのは遠い昔のようです。
ニュースでは帰省や行楽の渋滞情報などが放送されていますが、わがやにはまったく関係のない連休が続いています。

たまに自宅にいても面白いテレビもなく、得意のスカパーも今回は3日間かけて「トリック」一挙放送。
トリック好きの我が家としては、これはこれで嬉しいけれど、さすがに3日間は…
そんな連休中に深夜放送されていた映画が「静かな生活」
これも実は、伊丹十三監督一挙放送の一つなんですけど…

伊丹映画の中では異色の1本。
伊丹監督の甥っ子になる大江光さんをモデルに書かれた大江健三郎さんの同名小説の映画化です。渡部篤朗さんが知的障害のある主人公「イーヨ」を好演されています。
光さんをモデルにしたイーヨーと、大学生の妹マーちゃんが、両親の長期の渡航中に体験する静かなようで決して平凡ではない生活を、いくつかのエピソードとともに描いている映画。

「障害」というものと向き合っていなかったら、いい映画だなぁとストレートに受け止めることが出来たのだろうと思うのですが、今の私にはそれが出来ませんでした。妹のマーちゃんはずっとイーヨの面倒を見ていくのかな、イーヨのすばらしさ、純粋さ、美しさ、そういうこともたくさん感じたのだけれど、なんだか現実にある障害者問題をついつい考えてしまう映画でした。

大江光さんのシンプルな音楽は素直に素敵だなぁと思えたのだけれど…。
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2007
03.02

チェケラッチョ!

Category: 映画のこと

更新お休み中に見たDVD。

最近こういうの弱いんです。
内容としてはこれとして得出するようなものではないんですけど…(失礼)

息子達がこういう年代になって、ウォーターボーイズとかスィングガールとか若者がキラキラと輝いている映画って何か嬉しくなるんです。
実際の学校生活ってなんかこんなにドキドキ楽しいばかりではなさそうなんだけど、それでも毎日ギター背負って重たいアンプ持ちながらあちこちに出かけている息子を見ると、こういう楽しい学校生活を送ってくれたらいいなぁと思います。

だんだん、自分の学生時代とダブらせることなく、こども達に投影してしまうのは平和でもあり、ちょっと悔しさもあるけれど。
息子の中で一時あんなに好きだったオレンジレンジブームは過ぎたものの、沖縄好きなわが家には雰囲気だけでも楽しいDVDでした。

主役グループの若者も(こういう言い方するようになったらねぇ)自然体でいいのだけれど、素のままのKONISHIKIや父親役の陣内さんがすごくいい!
昔、とんがっていて、その後やたら軽かった陣内さんがやっと落ち着いて素敵になったなぁと変な所に関心してしまった母でした。


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2007
01.30

県庁の星

Category: 映画のこと

話題の映画は家族で大抵DVDで見ています。
正月からの流れで見た1本。

はずれなし…と出演する映画もドラマも流行っちゃう織田裕二さん。
一昔前のように連続ドラマに次々と出ているわけでもなく露出度少ないのに印象が薄れないのは、いいお仕事をしているからなんでしょうね。
(世界陸上は???ですが…)
湾岸署では「事件は現場で起きてるんだー!」と叫んでいた彼が今回は現場から離れた県庁のエリート公務員。
エリート公務員野村(織田裕二)は「県と民間の交流」を掲げて、地元のスーパー「満天堂」に半年間の研修に出される。
マニュアル通りに美辞麗句を並べた文書作成、上昇志向のアンテナをはった処世術ではスーパーの体質改善は進まず、県の巨大プロジェクトから外され、公務員としての出世をたたれ見失いかけた志を、教育係のパート従業員の二宮(柴咲コウ)から教えられる。
スーパーを通して県民の暮らしと心にふれて、少しずつ変わっていく…。

安心して楽しくみられる映画でした。

最近邦画頑張っているらしいです。
ただ…
せっかくの映画ですから、テレビドラマより豪華だねぇで終わらないずしっと心に残るようなものも見てみたいなぁと思うのは私だけかなぁ。





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2007
01.07

ホテルルワンダ

Category: 映画のこと

話題の「ホテルルワンダ」をやっと見る事が出来ました。

1994年、アフリカのルワンダで長年続いていた民族間の諍いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が惨殺された。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが「第三世界の出来事」としてこの悲劇を黙殺する中、ひとりの男性の良心と勇気が、殺されゆく運命にあった1200人の命を救う。(公式サイトより…)

ツチ族とフツ族という同じ国に住む、見た目では区別さえ出来ない民族間の争い。
島国日本に住む私にはこの民族間同士の争いというのは想像が出来ないけれど、世界中で、民族や宗教を理由に戦争している国がどれだけ多いか。
隣に住む、つい昨日まで普通に付き合っていた人と憎しみ会う狂気に切り替わるスイッチというのは以外に簡単な所にあるのかもしれない。

2004年度アカデミー賞の主要3部門(脚本賞、主演男優賞、助演女優賞)にノミネートされる快挙をなしとげるが、この映画、当初日本では公開のめどがたたず、20代の若者たちが立ち上がり、インターネットで署名運動を展開。4000通を超える署名をわずか3ヶ月で集め、その熱意で緊急公開が実現した。

こうした運動を行ったということも知らなかったけれど、紛争も、戦争もない日本の若者のおかげで、こうして世界で起きた現実を親子で話題に出来るという幸せを新年早々かみしめた。

こども達を戦争に送り出すことは絶対にさけたいけれど、今や戦争だけでなく学校も社会も決して安心して送り出せる場所ではない。
今、隣人と憎しみ会うことなく、安心に暮らせる時代を作っていくこと、そのことを真剣に考えることは大人の役目ではないのだろうか。

安心して暮らせる時代に生まれてきたこども達が心から安らげる国であって欲しいとあらためて今年のお願いに加えさせてもらった。
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