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2007
05.26

リハビリコンサート

Category: おすすめの話

患者お友達の真美さんのコンサートへ行って来ました。


 真美さんはパーキンソン病を抱えながら思春期の子ども達を育てている現役のパーキンソンマザー。いつも病気に負けず、病気以外の世界を大切に過ごしていることに教えられる事が多く、現役母同志として尊敬しています。

私が病名の宣告を受けて、たくさんの医療本やネットで情報をかき集めていた頃、真美さんが上梓された「いのちの本」に出会いました。(当時のブログにアップした記事です。)
どの本を読んでも高齢の方を対象に、治療を続けながら寿命をまっとうするように、生活を縮小して動けなくなる日までを穏やかに暮らしていきましょう!という医療書ばかりの中で、これが私のかかった病気なの?と愚問を繰りか栄しているとき、日常の何気ない生活の中で抱える症状を克明に書いてくれた「いのちの本」は私にとっては、初めて病気を受け入れることになった一冊でした。


それ以来、P病に飲み込まれそうになると真美さんの優しい声が聞きたくなります。


一昨年のコンサートは私のほうがお約束を守れず、今回は満を持して5/6を楽しみにしていました。4月に新聞に取り上げられたこともあり、多くの方から反響があって急遽追加コンサートが設けられるというハプニングも起こり、私たちも追加コンサートへ行かせていただきました。


あの細いからだのどこからあんな声量の素敵な声が出てくるのか不思議でなりませんが、ソプラノの素晴らしい歌声が響くホールは、心から癒される空間でした。
同じ患者としては、お薬効いているかしら?そろそろ座ってね…なんて変な所が気になったりするのはご愛嬌として、たくさんのご友人と真美さんのご家族が心から応援しているあたたかな姿が伝わる素敵な時間でした。
喜寿を迎えられ、長年にわたって指導者としてご活躍されているお母さまは、真美さんとの二重奏も本当に素敵で、いつもしっかりものの真美さんがその時だけは娘の顔になるのが、家族っていいなぁとわが身に重ねて思ったり…


ほんの少し学生時代に合唱などかじったことのある私は、体一杯に歌声が響く瞬間は、きっと生きている実感を感じられるのだろうなぁと羨ましくもあったり。
P病の症状の中には声が小さくなる、筋肉が固くなる、バランスがとりにくい、動作や表情がにぶくなる、体の微調整がきかなくなる。こうして書いてみるだけでもどれだけ表現活動にとって難しい病気か想像してみてください。
きっと病気のいろいろな症状を思えば、困難な事がたくさんあると思うのです。

真美さん自身はこんなこと仰らないでしょうけれど、同じ患者としてはどれだけ真美さんがこのコンサーとや歌い続けるために苦しさを越えてたどり着いたか一端を垣間見る事が出来るのです。
チラシもポスターも、友人たちへのお招きのお手紙も全部真美さん自身がこだわって制作されたツール一つ一つが作品でした。

そして、多くの友人の皆さんが、真美さんを応援したいと思える影には、真美さんが病気になっても変わらずに暮らしているからこそ関係が続いているのだなぁと今日までの真美さんの人がらや生きる姿勢が魅力でもあり…。とコンサート以外にもたくさん感じて帰ってきました。

どうぞ、来年、再来年といわずずーっとコンサートを開いていただきたいと思っています。
とりあえず、温泉にでも入って、のんびりと次回まで充電していただいて、次のコンサートを楽しみにしています。

早朝のお弁当~母親業もお互い励ましあいながら、時にはカラオケや美味しいものも一緒に楽しみましょうね。>真美さん


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2007
05.25

聴くの本

Category: 本のこと

何だか最近周囲で出版ブーム。
 某出版社で派遣をしていた私と「聴くの本」の藤田潮さんとは、袖振り合うも多少のご縁。
ある時は同じフロアだったり、隣のセクションで働かれていたり、最接近は毎月資料をお届けしたり…。(自爆)
いつも潮さんのいるところ明るく笑いが途切れることなく、どこにでも花が咲いたようで私は密かに潮さんファンを続けていて、いつかご一緒できないかなぁと思い続けていたのだけれど、叶わないまま気がついたら新しい世界で活躍されていらしたのでした。
新しい分野での活躍も、出版も本当に嬉しい!
今回、本の内容も秀悦なんですけど、ブログで並行して綴られた発売戦略がまた楽しくて…。


潮さんのファンとしては重版を決まったということで宣伝!
作者に成り代わり、子育てや、夫婦の今後、職場の人間関係にお悩みのあなた「何卒、よろしくお願いします。


 「聴く」って意識しないと出来ないです。「聞く」こと自然に耳に入る事がたくさんあるけれど鱸コーチ曰く「十四の心をもって、心砕いて」聴くに徹するって本当に難しい。

子どもの言葉に耳を傾けているか、ふと聞き流していることの中に、サインが隠れていないか… 一日のほんの少しでも聴くにチェンジしていたら、もっとスムーズに社会は流れて「聴かれリッチ」な生活が毎日がおくれるはず。

潮さんの笑顔と癒しの先には「聴く」極意があったのだなぁと多く教えられる一冊です。側において時々見直したいなぁと思う出会いの本でした。


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2007
05.18

野菜ってすごい

Category: 食べること

最近お友達の美味しいブログに野菜の話題が気になる~♪

連休中ヨーロッパ旅行から帰った武蔵野婦人の素敵な写真や美味しい話題を拝見しながら、ふと「ハンガリーシチュー」なんていう苦い給食メニューを思い出し、失礼なコメントを書いたりしてしまいましたが、あちこちのレシピを見ながらついつい気になる野菜のメニュー。

体調を崩して帰りの買い物もせず帰ってきてしまったので思わず冷蔵庫の中の整理メニューに挑戦。

キャベツを電子レンジでチン!
お弁当用に作ってあった小ぶりなハンバーグを包んで即席ロールキャベツを作成。玉ねぎ、にんじん、セロリ、ズッキーニ、しめじと少しずつ残っていた野菜を小さめに切りぐつぐつ。トマトの水煮缶とブイヨンスープ、塩コショウとトマトケチャップで味を調えて簡単トマトスープの出来上がり!

なんだかいっぱい栄養が詰まっている気がして、次の日の朝まで楽しみました。
小さなパスタなんていれてチーズのせたら又楽しめそう。
超大慌てで出かける息子達の朝の慌しい時にいいかもしれません。

ついつい、肉肉に走りがちなわがやですが、野菜を楽しめるレシピをこれからもいろいろチャレンジしていきたいですね。

※写真は参考にさせてもらったクックパッドの七転八重子さんのお写真です。
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2007
05.13

ぷーさんの鼻

Category: 本のこと

なぜか今頃「プーさんの鼻」が会社の図書館の話題本になっていて…
久しぶりに、俵真智さんの歌集を手に取った。

「サラダ記念日」からすでに20年。
学校の授業で指を折りながら、31文字を無理やりにつないだ「短歌」が生活の中のなにげないことでいいんだと思った「サラダ記念日」

「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ
       二本で言ってしまっていいの

短歌にカンチューハイはやっぱり衝撃的だった。

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と
       答える人のいるあたたかさ

同年代のあの頃の恋や毎日の不安定な気持も一緒になって一時俄か真智さんファンだった私。
その後も折々にエッセイや対談を読んできたつもりだったけれど、年々恋の話も不倫を思わせる歌が多くなり、たくさんの恋をされているのだなぁと思っていたらいつのまにかシングルマザーになられていたのね。

今回の「プーさんの鼻」は、お子さんとの日常を書かれたものが多く…
母親になると一つのものに対して、何でも気になったりする思いや何でもキラキラする頃の思いを思いだしたりしていました。

みかん一つに言葉こんなにあふれおり
    かわ・たね・あまい・しる・いいにおい

あぁ息子もそうだったなぁと懐かしく思ったのが

タグが好きシャツもタオルも人形も
    とりあえずタグいつまでもタグ


久しぶりにネットで昔の歌を懐かしんだりしていたら、教師時代の数首も親の立場で読んでしまうところがちょっと時代をかんじるけれど…

うちの子は甘えんぼうでぐうたらで
      先生なんとかしてくださいよ
古文漢文の解答欄の余白には
      尾崎豊の詞を書いてくる

尾崎豊はバンプやレミオロメンに変わっているけれど

親子という言葉見るとき
    子ではなく親の側なる自分に気づく

母の日、自分は母に感謝の言葉も送らずに、誰も家族が母の日にふれないことに怒っていたりしています。
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2007
05.08

希望…?

Category: お知らせ

連休明けに報道されたニュース


パーキンソン病に遺伝子治療=国内初、50代男性に-自治医科大


年明けにいよいよ始まるというのは聞いていた。
自治医科大学付属病院(栃木県下野市)で国内初の遺伝子治療が行われた。

現在、パーキンソン病は完治することはない。

薬も、DBSと呼ばれる手術も対処療法で状態をよくするためであり、根本の病気を取り除いてくれるものではなく、進行を遅らせることはあっても、進行をとめるまでには至っていない。


難病とよばれる疾患の中ではパーキンソン病は治療も薬も研究がすすみ、そのメカニズムも解明されてきている恵まれた病気と言われているけれど、常に「進行する」「治ることはない」という現実は重く患者にのしかかっている。
この精神的な「重さ」は逃れられない。

自治医大病院では今後、10年かけて承認までの研究の一貫として、同様の治療を男性以外の5人の患者にも行う予定と聞いている。

10年かけての研究とは気の遠くなる話ではあるが、先輩患者さんの多くの「研究」の積み重ねで今の薬もあるのだから…

どんな形でもいいから私の生きているうちに完治する治療法を受けられる環境が整わないかなぁ。
※パーキンソン病の遺伝子治療について詳細はこちら


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2007
05.07

アカシアの道

Category: 映画のこと

なんちゃって介護歴14年の私。
息子たち(当時、2歳と0歳)の育児と平行しての介護がはじまったばかりの頃、数少ない介護体験記の中から、「育児が先に小さな明かりの見えるトンネルだとしたら、介護は先の見えない洞窟を進む道」と書かれた本を読んで感じた恐怖を今も忘れられない。
一時介護と関連するものは目にしたくない時期もあったのだけれど、連休の最後の日、深夜にふとみてしまった映画が、この「アカシアの道」

編集者として働く主人公は30歳。
長年の確執から疎遠になっていた母がアルツハイマーを患っていることを知り、久しぶりに実家に戻って始まった介護生活。
幼い頃、母子家庭であることから彼女に辛くあたり続けた元教師の母の介護生活は主人公に重くのしかかる。片時も息が抜けず、外出も仕事もままならず、救いを求めた恋人からも拒絶され、孤独感を深め追い詰められる主人公。
早朝の人気のない橋の上、母の首に手をかける…。
その時、主人公は偶然通りかかった青年に助けられる。
その青年も、虐待を受け続けた父親をおそった過去を持っていた。
「殺すつもりはなかった」
「死んでくれればいいのに…と思っただろう。」
親との確執をもった二人が、介護を通して心慰められ、新しい人生を歩みだす…。
そんなストーリー。

介護って「その人の人生を背負うもの…。」これは持論。
親との確執をもった関係での介護はつらいと思う。
「思い出」という原動力や、ふと疲れた時に癒してくれる笑顔を思い出せないから。舅、姑はどんなにつらくてもどこかで、夫の親だから仕方がないと気持ちに折り合いをつけることが出来るけれど、実父母というのはもろに自分の歴史と一緒に抱えなきゃいけないところがつらいだろうなぁ。

少なからず父との確執の中での介護はその時は決していい思い出ばかりではなかったし、変貌した親を受け入れる作業が一番辛かった。
遠いところへ行ってしまうとマイナスなことは思い出さず、マイナスが増えることもなく、楽しかったこと、してもらったことばかりを思い出すので、最近父はずいぶん得をしているとも思うが…。

猛烈元気な実母も最近、少しずつ衰えている。
最後まで双方が笑顔で過ごせるようなことは夢なのかしら。
実母とは憎しみ会うことなく最後を迎えたいなぁ。ふとそんなことを白んできた外を見ながら考えてみました。気の思い連休明けの朝の出来事です。

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2007
05.06

静かな生活

Category: 映画のこと

ゴールデンウィークといっても、ここ数年、息子たちはそれぞれ部活やボーイスカウトに忙しく、連休に家族旅行を楽しみにしていたのは遠い昔のようです。
ニュースでは帰省や行楽の渋滞情報などが放送されていますが、わがやにはまったく関係のない連休が続いています。

たまに自宅にいても面白いテレビもなく、得意のスカパーも今回は3日間かけて「トリック」一挙放送。
トリック好きの我が家としては、これはこれで嬉しいけれど、さすがに3日間は…
そんな連休中に深夜放送されていた映画が「静かな生活」
これも実は、伊丹十三監督一挙放送の一つなんですけど…

伊丹映画の中では異色の1本。
伊丹監督の甥っ子になる大江光さんをモデルに書かれた大江健三郎さんの同名小説の映画化です。渡部篤朗さんが知的障害のある主人公「イーヨ」を好演されています。
光さんをモデルにしたイーヨーと、大学生の妹マーちゃんが、両親の長期の渡航中に体験する静かなようで決して平凡ではない生活を、いくつかのエピソードとともに描いている映画。

「障害」というものと向き合っていなかったら、いい映画だなぁとストレートに受け止めることが出来たのだろうと思うのですが、今の私にはそれが出来ませんでした。妹のマーちゃんはずっとイーヨの面倒を見ていくのかな、イーヨのすばらしさ、純粋さ、美しさ、そういうこともたくさん感じたのだけれど、なんだか現実にある障害者問題をついつい考えてしまう映画でした。

大江光さんのシンプルな音楽は素直に素敵だなぁと思えたのだけれど…。
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